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陰キャ陽キャの問題に隠された、本当の問題とその対策

今回は「陰キャ」「陽キャ」という若者の間で流行っている用語について、思ったことがありましたので書き足します。

「陰キャ」が印象悪いのは「陰キャ」だからではない?!

以前『陰キャ陽キャでひたすら陽キャを求める今の学生さんって、私の頃と変わっていない?!』でも書きましたが、「陰キャ」については「スクールカーストでは下位」とか「いじめの対象にもなりうる」とか、そういうマイナスなイメージのものが多数検索されてきました。

それで、何でこんなに印象悪いのかともうちょっと調べてみるとですね、例えば「暗い」とか「声が小さいから何をしゃべっているのかわからない(だからイライラする)」とかいう理由が出てきました。

そこで私が思ったのは、結局はこれって「話をする相手に不快な思いをさせている」という話ではないかと。

誰でも明るくて楽しい気持ちになりたいという願望があるから暗い人は避けたいですし、声が小さくて聞き取れないと何度も聞き返さなければならないからしんどいですし。

しかしですね、こういうことは何も「陰キャ」の人についてだけの問題ではありません。

一見「陽キャ」に見える人でも、実は常に相手に不快な思いを抱かせていて、陰口を叩かれているということもあります。

特に女の子に多いパターンですね。

例えば「自分ばっかり喋って相手の話を全然聞いていない」または「前の話を全く覚えていない」とか。

つまり根本的な問題とは「話をする相手に不快な思いをさせている」ことであり、それが「陰キャ」の人の方がより目立ちやすいということなのです。

確かに「陰キャ」が悪いのではないけども

さて、そんな「陰キャ」の人の中には「陰キャ」を脱出したい人もいれば、私が推奨する「陰キャ」のままで良い部分を利用したいという人もいると思います。

しかしどちらを選ぶにせよ、先に書いた「話をする相手に不快な思いをさせている」ことをやめることは必須です。

当然ながらこのことは、一見「陽キャ」でも実は「話をする相手に不快な思いをさせている」ことで嫌われている場合にも当てはまります。

というわけで、この「話をする相手に不快な思いをさせている」のをやめるためには、どうしたら良いのか?

(その前にここで「陰キャ」の特徴をもう少し考えてみます。

「陰キャ」と言われている人の「暗い」とか「声が小さい」とか「おどおどしている」とか、そういう特徴の原因は「自分に自信を持てないこと」にあります。

だから「陰キャ」を脱出するために「自分に自信を持ちましょう」と言う人もいます。

でもね、昔から筋金入りの「陰キャ」の私から言わせてもらえば、それは非常に難しいことですよ?

もちろんその方法でも何の問題もない、足りないのは自信だけという「実力ある陰キャ」も中にはいると思いますし、その人にはそれで突っ走ってもらいましょう。

そうではなかった私がやった方法を書いておきますので、参考になりそうだったら取り入れてみてくださいね)

では、具体的にはどうすれば良いのか?

話を戻します。

「話をする相手に不快な思いをさせている」のをやめるためにどうすれば良いのか、一言で言うと以下のようになります。

 ・相手(自分以外の他人)を主語にする

って、ちょっとわかりにくいですかね?

従来の表現だと「相手の立場に立って物事を考えるようにする」となります。

ただし実は私にとっては、従来のこの考え方の方が難しいものでした。

以前『やっぱし仕事でも家庭内でも認めてもらうには実績ですか』でも少し触れましたが「人類は自分自身と自分以外の他人の二種類」しかありません。

そしてもう一つ「人は誰でも、個人であれ集団であれ、自らの身が一番可愛い」ものです。

例外として、親の子を思い遣る気持ちなどもありますけどね。

「そんなことはわかっている」と言われそうですが、果たしてそうでしょうか?

「暗い」とか「声が小さい」とか「おどおどしている」などの原因である「自信がない」ことの裏返しは「自信がある」ことですが。

それではもし「自信がある」状態になれたら、どうなるのでしょうか?

「陽キャ」になって、周りから一目置かれるようになる、ですか?

それって「自分が主語」じゃないですか?

つまり結局は、周りの人から良く見られたいという「自分」の欲望の方に原因があるのです。

では、他の人からどう思われるかよりも、他の人のことを考えてみましょう。

私からの一番のおすすめは「聞き役に徹する」ことです。

何故なら「人は誰でも、自らの身が一番可愛い」からです。

その人の「聞いて欲しい」と思っている話をとことん聞いてあげる。

そしてそれができるようなったらステップアップして、相手に質問することを考えながら話を聞きます。

もちろんその質問も、相手が「その質問を待ってました」と思うぐらいの質問内容とタイミングを考えて。

そして実際にその質問をしてみましょう。

もし自信がなければ、最初は家族や親しい友人で試してみてください。

これをいろんな人に何回も繰り返しているうちに、いずれは「あの人と会話したい」「あの人に話を聞いてもらいたい」というキャラになります。

こうなったら、誰も「陰キャ」という人はいなくなるでしょうね。

(そしてここまでのことができれば女の子にもモテるし、仕事もデキるという人になれます。

結局は「自分以外の他人」にどこまでできるか、という話なんですよね)

それ以外では「あの人はどういう話を嬉しいと思うだろうか」とか。

そしたら「自分が話したい話題より、相手が喜びそうな話題は何だろう」という話になりますよね?

「暗い印象だと相手に悪いから、せめて背筋を伸ばして姿勢を良くしよう」とか。

「声が小さいと何度も聞き返さなければならないから、相手に悪いな」とか。

できることからこつこつと、やってみましょう。

そしてその時、もしできなくとも「私はダメな人間だ」とか、思わないようにしましょう。

逆に「できた時の自分をほめる」ように、前向きに考えましょう。

何故なら、その前向きの考えは明るさにも繋がってくるからです。

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