夫、副業で何かやりたいと言い出しました

2019/6/24のこの記事でも書いたことですが。

最近、夫との口論が頻繁になってきています。

というわけで、元々口論が多かったのですが。

ここ一週間で新たなネタが加わりました。

それがタイトルにも書いた、副業の話です。

しかしですね、何が得意とか何がやりたいとか、こういうのが市場に足りないと気付いたとか、そういうことが一切ない状態で。

ただ漠然と「副業で稼ぎたい」っていうのは、これはやる前からダメなんじゃないかと私は思うのです。

何でかと言いますとですね、既にここでも本ブログでも何回も書いていますけど、必要なものはほぼ満たされて需要が落ちている状態だからなんですよね。今の日本は。

それを正直に言って止めたら、またもや口論になってしまったわけですけども。

そう言えば、これを書いている間に一つ思いだしたことがありました。

日本マクドナルド創業者の故・藤田田さんが著書「ユダヤの商法」に「78対22の法則」っていうのが出てくるらしいです。

読んだ方の感想を拝読致しますと、私の印象ではパレートの法則(8対2)に近いのかなと。

それはさておき、その「78対22の法則」で「稼ぎたい人が78に対してそうでない人が22の割合」という一文が出てきたのですが。

これ、日本人に限って言えば90%以上稼ぎたい人やないかと思うのです。

多分ですけど、明治維新以降日本人は9割以上稼ぎたい人、即ち「ものを供給する側で働く人」が多数の状態で、途中で敗戦とかあったけどそのままぶっちぎって働いて働いて働きまくって現在、なんですよきっと。

だから他の国々よりも限界に到達するのが早かったと、私はそう思っているのです。

ここからさらに何かを生み出すためには、どうするか?

この状態でも良いものを生み出せるめっちゃ優秀な人達に任せる=そういう会社に投資するか、または自分の得意な趣味の分野に特化して、そこでその同じ趣味を持つ人が「これは良い、ここまでだったらお金を出せる」と思うところを突いて商売するかのいずれかぐらいになると思うのです。

私の夫のように、そのどちらもすぐには思い当たらないという人は、まずはそこを考えるところから始めなければならないでしょう。

だから、そういうことを言って説得したのですが……わかったんだかわからないんだか……ま、とりあえず反対されて腹を立てただけのように見えたので、本当はわかっていると思うんですけどね。

今頃「何か物件を買って大家さんやろうかな?」て、今からだとちょっと遅いし、それとあと何かあったら人の流れがあっという間に変わって結構怖いもんやと思うんですよね私は。

(この話にご興味ある方は、本ブログのこの記事もどうぞ。よろしくお願い致します)

また×3、Kindle電子書籍で出版してみましたが……

またまたまたKindle電子書籍で出版してみました。

今回も代行業者様にお願いし、表紙などを作って頂いています。

ご興味のある方はよろしくお願い致します。

……と、言いたいところですが。

実はこれ、本の表紙と内容にはかなりの差があります。

とはいえ、私の書きたかったことで言えば、間違いではないのですが。

中身は「家」の話がほとんどなんですよね。

「資産価値という面から家は買わない方が良いと仰っている経済評論家の方は多いけど、それ以外の価値で言えば買った方が良い人もいる」

と、まとめるとこういう話でした。

表紙に「家」という単語は一切出て来ていませんが。

そこで代りに表紙に出てきたのが「一億円」ですが、まぁ言や「一億円ぐらい人生を充実させよう」みたいな話であって、実際に一億円儲けようというわけではありません。

ちょっとこれはと私は思ったのですが、実は業者さんに対しての報酬は印税からお支払いするということになっています。

(つまり、本が売れたらその分業者さんの報酬も増えるというシステムです)

いろいろとお世話になっていますので、そういうところをあまり強く言えなかったというのが正直な話です。

(そして実際にカスタマーレビューで「タイトルと一致していない」というお叱りのお言葉を頂いています。ごめんなさい)

率直に言って、今の世の中で何か売ろうと思ったら、所謂「コンプレックス産業」というところが一番儲かる状態なんですよね。

本サイトの『コンプレックス産業が流行るという残念な今の日本の現実』という記事でも書いたことですけども。

この記事では「あの勝間和代さんでも、売れるのはコンプレックス産業の本ばっかりだと嘆いている」ことに触れました。

くどいようですが、勝間和代さんでもその状態なんですよ?!

ましてや一般人の私が書いた本だったら……ま、そうだよねー。

これは仕方のないことです。

これが現実です。

まずはそのことを認めた上で、これからどうするのか。

ま、とりあえずはこの前思い付いたことを引き続きがんばるしかないのかなと。

(って、あれからもうすぐ二ヶ月になろうとしているのに、なかなか前に進めないなと)

それとあと、遅ればせながらですが、この業者さんにお願いするのは今回で最後にすることにしました。

読まれた方には本当に申し訳ないと思いましたので(というか、出す前に思わなあかんでしょ)。

投資の分散化でベーシックインカム導入必須。日本の場合は

私は以前『私はベーシックインカム推奨派ですが、もしもずっと導入されないなら……』という記事を書いていましたように、ベーシックインカム推進派です。

それも他のベーシックインカム推進派の人が言わないようなことを訴えています。

それが「ベーシックインカムで国民に投資してください」って話なんですよね。

現代ビジネス『年収180万円の若者が「年金300万円の老人」を支える日本の絶望』という記事で「貯金してアメリカの株式インデックス連動の投資信託に投資に投資せよ」と書いていました。

何故なら、日本は「過去30年で日本経済はあまり成長していないから」です。

仰る通りかと私も思います。

ただし私とこの記者さんの考えには決定的な違いがあります。

それは私が「日本の低成長をも何とかしたい」と考えているところです。

つまり私の考えとは「日本が低成長だったのは日本人が投資をしないからであり、教育から全部徹底的に変えてもっと投資を盛んにするようにし、日本がもっと経済成長できるようにする(で、国民の皆さんにはアメリカ株だけでなく日本の株にも投資して頂く)」というものです。

ま、夢物語に近いことは認めます。

……何せ、私はしがないパートのおばちゃんだからなぁー。

しかし諦めて何もしないのは悔しいので、とりあえずはここに書いておきます。

要するに、需要が落ちた上にロボットとAIによって働くところがなくなっていくと、当然ながら人件費はますます下がっていくわけです。

また、そんなんだから会社が労働者に求める水準もどんどん高くなっていくわけですよね。

日用品の「より良い品を、より安く、より多くの人へ」というコンセプトの中には労働者も含まれるわけですから(より良い労働力をより安く、になる)。

となると「労働による生産活動は優秀な人に譲り、そうでない人は投資して生産活動に貢献する」という方法が一つ。

もう一つは「より良い品を、適正な価格で、一部の価値のわかる人へ」という嗜好品の方へシフトするという、もう一つの方法があります。

そして私が声を大にして言いたいのは「投資には金融商品へする通常のものとは別に、自分自身に対してする投資もある」ということです。

この「自分への投資」が、二つ目の方法である「嗜好品」へのお仕事にシフトする鍵となります。

ところがどっこい、日本人は「節約が美徳」だと学校で習ってそれをがんばってきましたよね。これまで。

その間に賃金がどんどん下がって「こんなに辛い仕事をしてできたお金は遣えない」という気持ちが強くなった人もいると思います。

……って、それはろくと私なんですけどね。

ただし私は父に株式投資の存在を中学生ぐらいの頃に教えてもらっていましたので、金融関係への投資にはそれほど抵抗がありませんでした。

そうそう、最近実業家の堀江貴文氏が「あり金は全部使え」という本を出しました。

賛否両論ですが、否定的なご意見もかなり目立ちますね。

お気持ちはわかります。お金を使うのって難しいですから。

好きなことにあり金使って、それをお仕事に活かすのは才能が必要です。

堀江さんは頭が良いから自然にそれができるので、そういう才能が皆無な人の気持ちはわからないのではないかと思います。

(「お金儲けのために嘘を書いている」というような感想を書いている人もいますが、嘘を書いて騙すつもりではないと私は思います)

そもそも日本人は節約のし過ぎで、上手くお金を使うことができなくなっているんですよね。

先ほど「好きなことにあり金使って、それをお仕事に活かすのは才能が必要」と書きましたが。

だったら才能のない人には無理……と言いたかったのではありません。

才能がなければ「勉強をして経験を積む、これを繰り返す」これが良い方法ではないかと。

しかし若い人になればなるほど所得の低い人の割合が多くなってしまっていますよね?

そこで、ベーシックインカムですよ。

生活の全額でなくても、せめて副業やバイトの掛け持ちをしなくても良い程度の金額で。

それでまずは労働から解放されて「考える時間」をつくることができます。

その時間をまずは勉強に充てましょう。

「特にやりたいこともないし欲しいものや興味のあることがない」というのなら、まずは金融関係の勉強から始めたら良いと思います。

……て、そのベーシックインカムは気配すら全くないのですが。

ベーシックインカムが導入されなければ、ここまで書いたことを全部個人の努力で何とかがんばるしかないです(しんどいですけど)。

さて、タイトルに「投資の分散化でベーシックインカム導入必須」と書いていましたが。

ここと本サイトで散々「今これからは、ありとあらゆるものが分散化する時代」と書きました。

投資もその一つで「金融関係の投資だけではなく自分への投資も、誰もが個人で」することができる能力を身に着けなければならない時代になってしまったんですよね。

本サイトで以下の記事を書いてから時間が経ちましたが、久しぶりに便利な世の中に恐怖しました。

便利な世の中が恐ろしい理由は他にもありました