Kindle電子書籍で出版「非正規社員の自由の扉」

このブログの内容に加筆し編集したものを、Kindleの電子書籍で出版しました。

名前を出版用にちょっと変えて「本木れい」と名乗ることにしました。

今回はプロデュースまでして頂ける代行業者様のお世話になりました。

いや、すごいですよ?!

いやいや、まじで!!!

何せ表紙やらタイトルやら何から何まで全部、プロデュースして頂きましたから。

私、はっきり言って書いて送信しただけです。

後は何にもしていません。なーんにも。

しかも出版まで、書いて送ってから一週間も経っていませんでした。

たまたま混んでいなかったとか、amazon側の審査も早かったのかもしれませんが。

実は私、もう少し前にオンデマンド出版で本を書いており、そちら只今審査中です。

オンデマンド出版は後で修正するのが難しいためamazon側の審査に時間がかかっているのかもしれませんが、まだ出版できていません。

(まさかこんなに早く出して頂けると思っていませんでしたので、メールを見ていませんで確認が遅くなってしまいました。すんません)

さて、この代行業者様ですが、他社様との大きな違いは「最初にお金が要らないこと」です。

他の代行業者様は最初にお支払いをせねばなりません。

この代行業者様は最初にお金は必要ではない代わりに、印税が20%となります。

自ら全部手続きしてがんばった場合は35%(諸条件を満たすことができれば70%)です。

しかしこの手続きその他を全部自分でがんばるのって、結構大変ですよ???

私の場合はその手続きがあまりに煩雑だからという理由もあって、最初は無料のオンデマンド出版で書いてみたわけです。

ちなみにそれは『∞books ムゲンブックス』です。

しかしこのムゲンブックスでも、表紙をどうするかで困ってしまって結構大変でした。

今回の代行業者様なら、本当に書くことだけに集中できます。

これは私にとっては本当にありがたいことでした。

たくさん書きたいことがあって、本をたくさん出したい人に是非おすすめしたいです。

印税が少ないといっても、例えば全部自力でがんばったら手間がかかって一冊しか出せなかった場合と、その間に筆が進んで五~六冊出せた場合とで比べてみてください。

もしもその五~六冊の中にちょっとしたヒット作があったとするなら、単純に冊数をかけた五倍または六倍ではなくなりますよね?

しかもそのヒットするかしないかというのは、表紙やタイトルなどはかなり重要なポイントになります。

私は絵心やセンスはないですし、コピーライトとかそういうものにも自信はありません。

というわけで、まとめますと「書くこと以外に時間を費やすのがもったいない」ライターさんと「書くこと以外は苦手な」ライターさんには、全力でおすすめしたいです。

チャンスを知らないうちに逃していることってあるんですよね

私は正社員の経験がありませんし、その能力すらありませんから初めから諦めていたのですが、非正規雇用で働いている人の中には機会があれば正社員になりたいと思っている人もいるかと思います。

そのためにはそれなりの能力が必要ですが、能力はあるのになかなかその機会に恵まれないと思っておられる人へ書いておきたいことがあります。

私自身はずっと非正規でパートで働いておりますが(住宅ローンが終わる前まではフルタイム週5でした)、夫は正社員で働いています。

夫は何回か転職していますが、以前お世話になった会社で人が足りないことがあり、会社から「求人を出す前に、仕事を探していて能力のある人が居たら先に面接したいので紹介して欲しい」と言われたことがありました。

その当時私がお世話になって仲が良かった同僚に、非常に仕事ができる女性がいました。

彼女は以前勤めていた会社で管理職にまでなっていたのですが、不況でその事業部がなくなることになってそのタイミングで失業してしまった、と言っていました。

もちろん彼女は何とかして正社員に戻りたいとも言っていました。そこで私は彼女のことを夫に話しましたら、夫からも会社に伝えてくれることになったのです

しかしタイミングの悪いことに、私はその会社を退社した直後でした。

退社する直前に彼女にメールを出していたのですが、その返信は来ていません。

それまで一緒に働いている時は、メールの返信の間隔は一日すら空いたことはありませんでしたし、私が辞めてもご飯食べに行こうとか言ってくれていたのですが。

とはいえ私も派遣で働いて長いですから、仕事に関係なくなったら「はい、さようなら」という気持ちもわからなくはないです。

私は自分または相手が辞めた場合でもメールが来たら必ず返信するタイプですが、それを他人にまで求めるつもりはありません。

が、こんなに仲良かったのに……と、ちょっとだけショックでした。ですが、もしかしたら体調が悪いなどの何らか事情があるのかもしれません。

そう思って「前職ではお世話になりました」というお礼の内容でメールを送ってみました。もしもこれで返信が返ってきたら、夫の話を伝えるつもりで。

しかしメールは帰ってきません。夫にそのことを話したら、まだ上司に話しただけで何も動いていないとのことだったので、事情を話して取り消してもらいました。

実はこの面接はほとんど形だけのもので、受かるとまず職種と勤務先を限定されたエリア社員になれるところまでは確実視されていました(昔の一般職のような感じ)。

そこから実力のある人は試験を受けて、総合職のような社員になることができるという話だったのです。

つまり面接に行きさえすれば、とりあえず正社員にはなれたはずです。

夫は「その人はそういうことをしているから、前の会社も事業部がなくなる時に失業したのではないか。本当に惜しい人材なら異動して辞めるのを阻止されるはずだ。今回はむしろこういうタイミングだったことで、仕事はできても義理を欠くような人に入社してもらわなくて良かった」と言いました。

「前職のお礼の内容のメールだから、儀礼上そのメールにだけでも返信するべきだ」と夫は言うのです。

というわけでここまでの話でまず書きたかったのは、義理を欠くようなことはしない方が良いということでした。

それともう一つ、常識や思い込みなどに囚われてはいけない、ということも言えます。

彼女は「同じ派遣で働いている私には、そのような話が来るはずがない」と思っていたことでしょう。

そして「万が一そういう話が合った場合には、私自身がその話を引き受ける(から、自分にはやっぱり話は回って来ない)に違いない」とまで考えていたかもしれません。

何故なら、彼女がもし私の立場だったら迷わずそういう行動をするはずだからです。

「正社員になりたいがなれない、派遣で働いている人は皆同じ。それが常識だ」

恐らく彼女は頭からそう思い込んでいたと思います。

まとめると今回の彼女が囚われたものは「常識」で、細かく言えば「同じ派遣に気を遣っても無意味だ」ということと「派遣で働いている人は皆、正社員になりたがっている」という二つの思い込みに囚われていたということになります。

ちなみに私の経験上の話ですが、生まれながらの「陽キャ」の人は仕事上の繋がりがなくなっても変わらず連絡してくる人が多いのではないかと思います。

何故かと言いますと、そういう根っからの「陽キャ」の人はとにかく楽しむことが大好きで、常にたくさんの友達がいました(だから仕事でかかわりがなくなっても一緒にご飯を食べに行くことは楽しいことだと思っているようです)。

それ故にどちらかがお仕事を辞めてもお付き合いは途絶えませんし、ついでに言えば義理を欠くどころか人の悪口も滅多に言いません。

悪口は暗いし楽しくないことだから言わない、というのがその理由だそうです(悪口を言う時は相手の人が悪意をもって何か意地悪なことをしてきた時など、そういった何らかの理由がある時だけでした)。

人と話をするのが好きな根っからの「陽キャ」ではなくとも、別に良いと私は思います。無理はできるだけしない方が良いものです。

しかし人としての義理を欠くようなことはしない方が良いでしょう。今回はそのために知らない間にチャンスを逃していますし、夫が言うように過去に助けてもらえなかったのもそういうところに原因があったのかもしれません。

「私はこんなに仕事ができるのに運が悪い」と彼女は思っているかもしれませんが、悪いのは運じゃないと思いませんか?

節約できない人よりも節約し過ぎの人が多い、私の周辺

昨日、本ブログで『節約の骨子をまとめてみました』という記事を書きました。

本ブログでも書いたことですが、節約をテーマにしたブログって結構たくさんあるんですよね。

あと、私の周りの人でも節約が得意な人が多いですし(主婦が多いので。笑)、節約できる人もたくさんおられるイメージがあります。

というわけで、初心者の方のために一ページで概要をまとめた記事って今まで書いたことがなかったのですが。

「稼ぐ力は十分あるけど、それ故に節約しようと思ってもなかなかできない」人も、中にはおられるかなと思いまして。

そんなわけで書いてみたわけですけども。

個人的には「それ、節約し過ぎ!」とツッコミたい機会の方が多いんですよね。

先ほども書きましたが、私がお世話になるお仕事(電話のオペレーターとか)で働く人は主婦の方が多いという理由もあります。

あえて労働時間を扶養範囲内にして、節約するという作戦ですね。

また、こう言ってはなんですが、こういうお仕事ってあんまりお給料は良くありませんので。

以前ならフリーターで残業をして稼いでいる人もいましたが、最近は「申請して許可をもらって、そこでようやくさせてもらえる」というところが多いような気がします。

残業が自由にさせてもらえないとなると他のお仕事を探して掛け持ちするか、節約するかの二択になりますが。

他の仕事を探すのは手間ですし、すんなり採用してもらえるとは限らないですよね。

夫のろくの職場では、節約ができないという人もたまにおられるみたいです。

ろくの周りは全員正社員で、稼ぐ力は(私に比べると非常に)高い人が多いので。

しかも営業ですから、お付き合いで飲みに行くとかそういう機会が多いのです。

が、これって、ある意味投資なんですよね。

もちろん程度というものがありますけども。

ここで思い出したのは、以前本ブログで以下の記事を書いたことでした。

非正規雇用で派遣だと「貧すれば鈍する」になりがち。気をつけよう!(お、お互いに)

上記リンク先の記事では「ケチりたいところをケチることができなかった」場合の話を書いています。

「ケチるべきではないところをケチってしまう」のも、やっぱり「貧すれば鈍する」故の話だったなと。

何か、こういうことを考えて書いていると、節約の話はもう書きたくなくなってきたんですよね。笑。