※このイラストは『Frame illust』様より頂きました。ありがとうございます!!!
銀行で投資信託を買った半数近くの個人投資家が、損をしているそうです。
ソースは「ニュース日経電子版」の以下の記事です。
元記事は2018/7/4という少し前のものですし、会員限定記事ですので会員ではない方は途中までしかご覧頂けませんけれども、主旨はお伝えできると思います。
抜粋させて頂きますと
過度な分配金や短期の売買で十分な運用収益を得られず、長期の資産形成に結びついていない。
という話なんですねこれは。
で、何で長期の資産形成に結びついていないのかと言いますと、はっきり言って「銀行の売り方が悪い」と思います。
そのことは本サイトでも何度か取り上げたことがありました。
『怖い時代になりました。なんと、大手都市銀行にも騙されるかも?!』
『【2018年開始】三井住友銀行の「つみたてNISA」裏話?!』
いや、こんな世の中ですから、利益を出そうと必死になるのはわかりますよ?!
でも、こんな時代だからこそ、未来のために客により豊かになってもらわないと。
今回は本サイトで「複利」について以下の記事を書いたのですが。
『人類最大の発明である「複利」を利用し見える化する方法とは?!』
Googleで「複利とは」で調べると、検索されてくる大きな金融機関の会社はSMBC日興証券や楽天証券に野村證券なわけですよ。
三番目の野村證券が出てくるまでに、銀行なんて一つも出てきませんでした(2018/09/25現在)。
お客さんに勉強してもらって豊かになってもら(ってから、自分らも豊かにさせてもら)おうという気持ちが、証券会社よりも感じられません。
ちなみにですが。
オシャレな若者向けの百貨店で有名な丸井グループが「tsumiki証券」という事業を開始し、そこで積み立ての投信を販売しています。
丸井って以前はクレジットで若者向けに金貸しをやっとったんですわ(今でもやけど)。
しかし成熟経済になって若者がお金を稼ぐのが難しくなって行く中、もはや共存共栄を図るしかないと考えて投信の販売に踏み切ったのです。
自分らだけが儲かればそれで良いという時代は終わった、その姿勢ではもうこの先はやっていけないと、そう考えたわけですよ。
小売業の丸井がここまでがんばっているのに、金融業ど真ん中の銀行は何をやってくれているんでしょうね。
先ほど記事を書くために「複利」を調べた時、怒りが蘇ってきました……ので、その勢いで書いてしまいました。ははは。