今回はこのブログの内容とは直接関係のない話ですが、皆さんには是非知っていてもらいたい大切なことで、ここだけでも読んで欲しいと思うそんな内容です。
今の世の中はテクノロジーが進み過ぎて時代の流れが加速しており、はっきり言って世の中がその速さに全然適応できていません。
そのため、ちょっと前まで常識レベルで正しかったことが、今は必ずしも正しくないということが起きています。
しかしその正しくない場合に多くの人はそれに気付くことができず、正しい方を「間違っている」と認識して叩いてしまうことが多々あります。
目次
その一、陰キャだから「悪」
陰陽二元論で「陰=悪」ではありません。なのに何故日本では「悪」なのか?!でも触れましたが、今は「陰キャ」でもやり方次第でかなり大きな生産活動に携わることができる時代です。
しかし多くの人は「陽キャ」に憧れ「陰キャ」を忌み嫌っているという、以前の時代の認識を引き摺っています。
そして残念ながら、その「陰キャ」の中に素晴らしい才能を持っている人がいるのに、自ら「自分は陰キャだからダメだ」と思い込んでその力を発揮できない場合が非常に多いのです。
私はその状態を何とかしたいと思ってこのブログを書いています。
「陰キャ」は悪ではないし、むしろこれまで「陰キャ」を避けるような時代の流れであったから逆に、潜在的にはその力が求められているのです。
「陰キャ」がその才能を発揮することは本人のみならず、周りの人にも歓迎すべきことなのです。
才能を発揮するのは世のため人のためであり、それで生産活動と投資や消費する金額も増えて最終的には税収も増えて、皆が幸せになりますから。
その二、考え方が個性的だから「悪」
例えば芸人さんから絵本作家さんになったキングコング西野さんや、ゾゾタウンで有名な株式会社スタートトゥデイの前澤社長のように、考え方が個性的で常識的ではないという理由で叩かれる場合があります。
どちらもお仕事で成功されているので、嫉妬も含まれてはいると思いますけど。
また、その常識的ではない考えでいろいろ行動して成功しているので、それもまた叩かれる要因かもしれません。
ただし私が思うのは、むしろ今の時代にはこういう考え方の方が合っていると思うのです。
もっと言えば、前澤社長がゾゾタウンで成功したのは、その考え方が「日用品」ではなく「嗜好品」を扱うのに非常に合致していたからであり、実は嗜好品を扱う場合にはこちらの方がむしろ常識的な考えであると私は考えています。
嗜好品とは、生活には必ずしも必要のないものであり、生活を楽しむものですよね?
生活をより楽しくするために自分の稼いだお金で嗜好品を買う⇒その体験を嗜好品を売るというお仕事に生かす。
前澤社長がやっているのはこういうことなんです。
普通の日本人にとっては「稼いだお金は貯金するのが良いこと」が常識ですけど、そういう人は嗜好品を扱うのには向いていないと思いませんか。
それ故に多くの日本人は前澤社長が高価な美術品を購入し、従業員に還元しないことを叩いていますけど。
前澤社長がゾゾタウンで成功できたのはバスキアの絵画やエルメスの内装品などの、美に対する類まれなる関心や執着心があったからです。
もしも前澤社長がそれらの美術工芸品に対する一切の興味を失って「従業員に還元しよう」と思った時、あの会社の成長が止まって衰退が始まります。
そうなったら前澤社長の会社の従業員や株主、あるいはユーザーや取引先の会社様など、収入や利益が減ってしまってついでに税収も減ることになります。
その三、労働時間が短いのは「悪」
日本人はとにかく労働はこの上なく良いことだと考えています。
それ故にちょっと前までは残業してがんばることは良いことだとされてきました。
これがエスカレートして過労死または過労による自殺等が増えてきたために、今は定時で仕事を終わらせることが良いとされるようになりましたけど。
しかし実際の話、特に地方の会社や中小企業などでサービス残業の悪習が未だに残っているというところもあります。
(もちろんそうしないと生き残れない会社もありますけど、そういう会社をムリヤリ残すのってどうなの? と個人的には思うのですが)
ちなみに前出の前澤社長ですが、以前は週三日ぐらいしか出社していませんでした。
今はゾゾスーツとPBで多忙のため、週五日働いているそうです(って、それが普通ですけど)。
この社長を始め従業員の方も全体的に労働時間は短めとのことですが、その割にこの会社の生産性は非常に高いのです。
というのもですね、会社の指標の一つに「ROE(自己資本利益率)」というものがあって、これは企業の株主資本に対する当期純利益の割合を表わしますけど。
この数字が高いと「株主が出したお金を有効活用できており高い利益が返すことができている」という話になるのですが、この会社は常に全上場企業のトップテン以内に入っているのです。
労働時間が長ければ良いってわけではなく、利益をどれだけ上げたかというのが大事なんですよね。
かつてのテクノロジーが発達していない昔であれば、労働時間が長ければその分利益を上げることができました。
日本の常識は、その頃の思想に未だに引き摺られているままなのです。
ぶっちゃけてまとめると
他にもあるとは思うのですが、キリがないのでこの辺でまとめに入ります。
って、はっきり言って良いですか?
皆、ホンマにちゃんと考えてます?
皆の言う、常識とやらに沿った生き方をするとどうなるのか。
画像は年収ラボ様より頂きました。
統計元は「平成26年 国税庁 民間給与実態統計調査結果」とのことです。
実はこれより前のバブル経済真っ盛りの頃から確認すると、もっと下がっているのではないかと個人的には思うのですが。
と、そう書くと「それは国全体がそうなっているのだから仕方がない」という話になりますよね。
確かにそれはそうなのですが、ならば国全体がそういう方向にあるのにお金持ちな人っていますよね。
何故でしょうか?
昔、国全体がお金持ちだった頃に持った資産が今も残っている?
まぁ、そういう人もいるけど、そうでない人もいらっしゃいますよね。
そういう「例外的なお金持ち」になるのには、どうしたら良いのか?
「例外」とは、いわば「普通ではない」ことです。
普通ではない状態、つまり人並みを外れてお金持ちになるには
- 一般的に常識と言われていることとは違う考えを持って行動を起こす
これが答えとなるのではないでしょうか?
また、もしおられましたら……既に叩かれている人へ。
あなたが叩かれているのは、あなたがあまりにも画期的な考えをしたとか実行したとか、そういうことかもしれません。
それを理解してくれる人が身近な人ではいないかもしれません。
でも、自分の胸に手を当てて、自らに恥じることは何一つやっていないと自信を持って言えるのなら、そのまま突き進んでいってください。
(一応周りの人の話を聞いた上で、それでも……という話です。聞く耳を全く持たないというのはまずいかも)
がんばってくださいね。応援しています。