先ほど、本サイトの以下の記事を書きましたが。
『マネーの虎の同窓会の紹介記事から故藤山寛美さんに辿り付いた話』
実はもっと長文だったのですが、さすがに長過ぎるやろーで割愛しました。
その省いてしまったところをここに書いておこうと思います。
文字通り「割愛」な内容ですよ?!
さて、その内容ですが。
詳細は上記リンク先の記事をご覧頂きたいのですが、お時間のない方のために。
昔、放送していたテレビ番組「マネーの虎」の話です。
その内容は「(虎と言われる)事業に成功した人が、新しい事業に挑戦しようと出資を希望する人を募る」というものでした。
とある回で虎側の堀之内社長という方が、応募された黒澤社長に厳しいことを仰って叩かれていたわけです。
そこで私は「堀之内社長の仰っていることは正しい」ということを、記事に書きました。
で、叩かれていたのはYouTubeに映像が上がった後の話で、放送した当時ではありません。
この映像がYouTubeに上がった時には既に、堀之内社長の会社は倒産していたわけですよ。
そしてかつて堀之内社長に厳しいことを言われた黒澤社長は大成功していました。
そういう結果が出たこともあって、コメント欄に堀之内社長を叩くものが目立っていたのではないかと思います。
さて、私がさらに書きたかったこととは何なのか?
それは「分散化」の話です。
結果として堀之内社長の会社が倒産したからと言って、すべてが間違いだったのでしょうか?
私はそうは思いません。
もちろんビジネスは結果がすべてという人もいるでしょう。
市場ではいろんな業者さんが、しのぎを削る激しい戦いを繰り広げていますし。
ですが、結果的に戦争に負けたとしても、個々の戦闘では勝利したこともあるかと思います。
全体としての敗因もあるでしょうが、個々の戦闘の勝因もまたあるはずです。
それらのすべての「情報」を糧として、より良い未来に向けてできるだけ前へ前へと進んでいく、大事なことではないかと私は思うのです。
もしかしたら、堀之内社長の動機は黒澤社長のためを思ってという動機ではなく、本当に(コメント欄の方がご指摘なさっていたように)自分が偉そうにしたいとか、そういう動機で厳しいことを仰ったのかもしれません。
しかし動機はさておき、得られた情報が同じならどっちでも良いじゃないですか。
上記リンク先の記事にも書きましたが、故・藤山寛美さんが「この人には才能がない」と判断して優しく指導した場合では、得ることができない「情報」もあったはずです。
厳しいのか優しいのか以上に結果的に得られた「情報」は何なのかということが、最も重要なポイントだと私は思うのです。