男性の中には「女はバカだ」とか「これだから女は」とか、堂々と言う失礼な人もいます。
これだけだったら単にその人が失礼で終わりですけど、何でそういう発言をしたのかという原因を探ってみると、要するに「仕事中など感情的になってはならないところで感情的になる」といった尤もな理由があったりします。
でも、個人的には「それはそうかもしれんけど、そんな言い方はないやろ!」とか「それは女の性(さが)ってのもあるけど、半分は教育のせいやからな!」とか思って、内心腹を立てたりしていますけども。
(親とか先生から「女の子は思い遣りの心が何よりも大事です」て言われませんでした? 私めっちゃ言われてました。恐らく多かれ少なかれ心当たりがあるのではないかと思います。女の子は皆)
ただ、感情的になることは、このような「愚か」という自身の悪い評価に繋がるだけではなく、金銭的にも損をすることが多いと思うんですよね。
というのも、何か大事なことを考えなければならない時に怒りや悲しみの感情が頭を支配していると、なかなか良い考えを思い付くことができませんので。
俗に言うサイコパスと言われる性質を持つ人が出世しやすいのは、これも原因の一つではないかと私は疑っています。
とあるブラック企業と言われて有名になった大きな居酒屋チェーンの創業者がこれに該当するのではないか、と言われたこともありましたけど。
確かあれは、過労自殺した従業員のことを何とも思っていないかのように思える発言があったことなどで、そのように言われたように記憶しています。
普通だったらショックでこれ以上何もできないし考えられない、みたいな状態になると思うんですよね。
そういう感情に欠けているからこそ、常に頭を思考の方で存分に使うことができる、それがサイコパスな人が出世しやすい理由かと思っています。
そしてこういうサイコパスな人が成功して大金持ちになったという話を聞いて、世の中が間違っているという「怒り」や単純な「妬み」などの感情に取り憑かれてしまうことは損だと思いませんか?
それはそれとして、その人が「どうやってお金持ちになったのか?」という、その点を考えた方が良いと思いませんか?
もちろんそのために、人でなしになるべきだと言いたいのではありません。
あくまでも「それはそれ、これはこれ」として、戦略として学ぶべきものや自分にも取り入れられる良い習慣とか、そういうものを有益な情報として扱った方が良いのではないかと私は思うのです。
(ここら辺の話にご興味ある方へ。本サイトの『お金持ちに「何故?」が多いのは何故?』も、よろしくお願い致します)
そうそう、妬みもその感情の一つですが。
妬みの心を丸出しにしてお仕事をすると、場合によっては困ったことに発展するかもしれません。
(ここら辺の話にご興味ある方へ。本サイトの『その妬みの心にちょっと待った! 実は貴女の方がむしろ妬まれる立場かもよ?』も、よろしくお願い致します)
また意外なことかもしれませんが、こういう悪い感情だけではなくて「嬉しい」とか「幸せだ」などの良い感情にもこのことは当てはまります。
(ここら辺の話にご興味ある方へ。本サイトの『お金持ちになるか、幸せな人になるか。お金持ちになる方の考えとは?』も、よろしくお願い致します)
- 如何に感情と切り離して思考だけに頭を使うことができるのか?
それが、お金持ちになる秘訣ではないかと私は思います。
(ただし、ただしです。
先ほどブラック企業の例を挙げましたが。
何よりも感情を優先すべき緊急時というものもまた、存在します。
「これは辛くて耐えられない!」「早くこの場から逃げなければ!」
そういう心の声に素直になって、逃げなければならない時は逃げてください。
私はこのことを逆に、男性諸君に力強く訴えたいのです。
誰も言うてなさそうだから私が書く。差別に怒って良いのは男性も同じだと。男性は感情を押し殺すべきであると教えられて、辛い時に男は弱音を吐いてはいけないと言われて過労死するのもまたダメだろうと。元凶は同じ。教育に問題があるのです。 #私たちは女性差別に怒っていい
— 本木 なな (@77motoki77) 2018年8月6日
以前に書いた私のツイートです。
「#私たちは女性差別に怒っていい」ではなく「#私たちは男女差別に怒っていい」にすべきだと個人的には思います。
「これだから女は」って言うてる場合ちゃうで! 君らも騙されとるんやで!)