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前編)真の「陽キャ」な彼女に出会ってわかった、諺の「過ぎたるは猶及ばざるが如し」

前回『陰キャ陽キャでひたすら陽キャを求める今の学生さんって、私の頃と変わっていない?!』の末尾に書いた話の詳細です。

真の「陽キャ」な彼女、Aさんとは?

二十代前半の頃に私は無理して「陽キャ」をがんばっていた時期があったのですが、その時にタイトルに書いた真の「陽キャ」な彼女と出会って仲良くなりました。

ここではその彼女を、仮にAさんとします。

Aさんはまさに絵に描いたような「陽キャ」であり、女性なら誰もが憧れるような人でした。

まず顔ですが、当時テレビドラマに良く出ていた女優の萩尾みどりさんに似ていました。

萩尾みどりさんをもう少し若く華やかにしたような感じの、ものすごい美人です。

そして体型はモデル並みで、スマートで背が高く足が長くてとにかく服が映えました。

それでいて、頭の回転が非常に良くて話が面白いのです。

話の面白い人にありがちな、一方的に喋るばっかりで会話としては楽しくないということもなく。

聞き役に徹する時は徹して、時にさりげなく相手を褒める言葉を散りばめるという。

というわけで、Aさんの周囲はいつもたくさんの人と笑顔が集まってきていました。

そんなAさんと私が出会ったのはとあるバイト先でしたが、Aさんの前の仕事はイベント会社のコンパニオン派遣部門の責任者だったそうです。

その会社はご友人と立ち上げた会社であり、その時の月収は手取りで50万円を下回ったことはなかったそうです。

しかしその分仕事は忙しくて大変だったので、結局Aさんは体を壊して辞めてしまったとか。

だからあんなに会話が上手いのかーと納得しました。

Aさんの欠点と欠点に対する考え方とは?

ここまでAさんの良いところばかり書きましたが、欠点もありまして。

それがお金にちょっとルーズなところでした。

これも前職の収入が原因かーと納得しました(笑)。

ただし、その欠点も最初のうちは「あんなAさんにもこんなところがあるんだー」と思って、むしろ親近感が湧いていました。

そうそう、前回の記事を書いていて今回のことを思い出した理由ですが。

Aさんは決して、人を見下したりバカにしたりということをしませんでした。

悪口のようなことを言うことはあったけど、それは「偶然やうっかりなどではなく悪意を持って誰かに何かされた時」など、これは「やったその人の方に問題があるだろう」という時に限られていました。

その理由を尋ねたら、Aさんは以下のように答えました。

「どんな人にも何か良いところがあるはずで、それが今の私には見えていないだけだと思うから。

もしかすると後になって、その人のその能力のお世話になる時が来るかもしれない。

出会った時に欠点が目に付いても、それはたまたま先に欠点から気付いてしまっただけ。

だから、先に気付いたというだけでそのことをどうこう言うのは、やめておいた方が良いと思う」

という話でした。

これこそがまさに、真の「陽キャ」の姿なんですよ。

だから決して誰かを見下したりバカにしたり、ましてや自分が「陽キャ」な気分を味わいたいがためにいじめたり、そんなことはしないしする必要もないのです。

また、それ故に「組織の長となって、配下にいる人の良いところに気付いてその能力を存分に引き出す」ということができるわけです。

Aさんのかつてのお仕事が、イベント会社のコンパニオン派遣部門の責任者だったというのも納得です。

と、ここまでだと、タイトルの諺「過ぎたるは猶及ばざるが如し」が全然出て来ないのですが。

ここからが長くなりますので、今回はここまでとします。

次回の後編もよろしくお願い致します。

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